英語はおろか日本語すら不自由なワタシですが、海外旅行だけはアホみたいに行っていたのでいろんな国のメニューはまあまあ読めます。
好きな食材の単語をいくつか覚えていれば何となく食べたいものに辿り着けますからね。食いしん坊の根性ってスゴい。
現在ブリ男の食べ物はほぼすべて輸入品です。
イタリア旅行に行きまくった成果が猫のゴハンで発揮されるとは思いませんでした。
日本語のシールを見なくても、イタリア語で「これは何の缶詰だな」と大体わかるのでラクです(細かい文字を読むのがツラくなってくるお年頃なのでね…)。
ということで英語圏とイタリアのフードは全然問題ないのですが、困ったのがドイツです。
ドイツへはほとんど行ったことがなく、純粋にドイツ旅行をしたのは1回くらいじゃなかろうか。あとはトランスファーのついでにちょっと寄るとかそんな程度で、ドイツどっぷりという経験がありません。
おまけにドイツ料理の味気なさときたら世界屈指で、ワタシのような食いしん坊に「もー何食べても美味しくないんだからどうでもいいよ」と思わしめるほど。
なのでドイツ語メニューを一心不乱に解読するという機会もないまま初老を迎えてしまいました。
ところが、キャットフードに関してはドイツのアニモンダに頼りっぱなしです。
ワタシの生活にかつてこれほどドイツ語が氾濫したことがあっただろうか、いやない、ってくらいドイツ語に接する機会が増えました。
そして笑ってしまうほどドイツ語がわかりません。
アニモンダのフードを箱買いし、個々の容器に日本語シールが貼られていないと途端に「えっ、コレ何のフード?」と困惑します。
エクイリブリアみたいに素材のイラストを描いておいてくれないかなあ。猫ちゃんは可愛いんだけどさ…。
せめてよく見る素材くらいはドイツ語を覚えておかないと、ブリ男との生活に支障を来たします。
というわけで、真面目に調べることにしました。
チキン
Huhn
こんなオーソドックスな単語もピンと来ないワタシって…と、いきなり絶望的な気分になりました。
七面鳥
Die Türkei
これは英語から推察できるってカンジですね。
仔牛
Kalb
牛
Kuh
子羊
Lamm
羊
Schafe
親と子で全然単語が違うのって牧畜文化ですよね。
日本でいうとアレか。出世魚みたいなものか。
豚
Schwein
ウサギ
Kaninchen
鹿
Rehe
イノシシ
Wildschwein
ガチョウ
Gans
鴨
Ente
「エンテ」はブリ男に食べさせたので覚えました!
やっぱり使わないと覚えられないですね…。
心臓
Herz
肝臓
Leber
腎臓
Niere
肺
Die Lungen
臓物系は動物以上にわかりません。
マグロ
Thunfisch
カツオ
Bonito
サバ
Makrele
イワシ
Sardine
サーモン
Lachs
メカジキ
Broadbill
マス
Forelle
エビ
Garnelen
ムール貝
Miesmuschel
ドイツで魚なんか食べなかったから、シーフードはますますピンと来ません。
ほかの言語と似ている単語しかわからない…。
チーズ
Käse
ヨーグルト
Joghurt
乳製品はブリ男の好物なので、抑えておかないと怒られます。
ニンジン
Karotte
ホウレンソウ
Spinat
トマト
Tomate
リンゴ
Apfel
米
Reis
小麦
Weizen
大麦
Gerste
パスタ
Teigwaren
ポテト
Kartoffel
卵
Ei
これくらいあれば何とかなりますかね。
食材もそうなんだけど「賞味期限」みたいな簡単な言葉もわからないと、地味に不便なんですよね…。
ま、少しずつ覚えることにします。まさか四十路を過ぎて新しい言語に取り組むとは思いませんでした…。