猫のウェットフードと水分

ブリ男がまだ乳歯を生やしている頃、ブリ男にウェットフードを与えたことはありませんでした。

カリカリをふやかして出していたので、充分ウェットフードっぽくていいんじゃないの、と思っていたのです。
少食だったからわざわざカロリーの低いゴハンを食べさせたくなかったしね。

永久歯が生え始めてカリカリをふやかさずに食べさせてみると、水分摂取量が減るのでウンチのコロコロ度合いがひどくなってしまいました。
それで定期的にウェットフードを出すという食習慣に変更しました。

ウェットフードの効果は覿面で、ちょっとウンチがコロコロしたかな…というときに水分たっぷりの缶詰をしっかり食べさせると、翌日のウンチがふんわりします。
もっとも、ウンチをふんわりさせるにはロイヤルカナンの消化器サポート(可溶性繊維)ほど効果抜群のフードはなく、良いか悪いかわからないけれど最近はロイヤルカナン頼みでウンチを調整しています。

 

猫は泌尿器系の病気に罹りやすいということで、ブリ男には水をたくさん摂らせようとしています。

カリカリをふやかしていた頃は食事の度に一定量の水分を与えていたので安心でしたが、素カリカリに移行した後は心配。
一応食後や遊んだ後などは自主的に水皿に行く子ではあるものの、必要量飲んでいるか疑問です。
というわけで、飲んだ量がわかる水皿に変更しました。
参考:【猫の給水】リッチェル・ウォーターディッシュ

どうやら日によって飲む量は異なるらしく、ずいぶん飲む日もあればあまり飲まない日もあります。
なんとか毎日それなりに飲むようになってほしいものですが、何があるとよく飲むのかよくわからず、試行錯誤が続いています。

そこでウェットフードの出番ですよ!
ぬるま湯を足してシャバシャバのスープ状にして出すと、水分を全部飲み干してくれます。
大した量じゃないかもしれませんが、いざとなれば3食シャバシャバスープを出せばそれなりの量になると思うと心強い。

最初は、味がちゃんと調整されているフードにお湯を足すのは抵抗がありました。せっかく美味しく作られているのに味が薄まって不味くなるんじゃないの、と。
そんな抵抗は「水分をたっぷり摂らせたい」という願望の前には塵に等しく、今はどんなウェットフードでも皿から溢れない程度のお湯を足して食べさせています。

ブリ男はスープが好きらしく具より先にせっせと飲んでいるし(そういえばカリカリをふやかしていた頃もまずお湯を舐め切ってからカリカリを食べていた)、そういう食べ物だと思っているのなら問題ないのかもしれません。

毎日夕食にはスープたっぷりのウェットフードを出すようになってから、夜のシーは「じょー」と音を立ててしっかり出しています。
ブリ男がトイレに入る度に覗き込んで、威勢のいい「じょー」を聞くと安心し、ブリ男に「ブリさん、今日もいいシー出たね~。よかったね~」と話しかけています。

りんむじんづ
ブリティッシュショートヘアの男の子と暮らしています。 生活っぷりはこちらから。 オンナおひとりさま極楽生活

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