理想のカリカリ

理想のカリカリって何だろう。

良いタンパク質がたっぷり入っていて、かと言って多過ぎなくて。
カルシウムやマグネシウムやリンのバランスが取れていて。
質のいい繊維がほどほどに入っていて。
美味しくて食感が良くて食べ飽きず。
健康な身体を維持できて。
販路が安定して入手しやすく、価格もそこそこ。

そんなカリカリがあったら爆売れなんだろうけど、身体と嗜好に合うかは猫それぞれだから「このカリカリなら絶対!」てのは永遠にないんだろうなあ…。
ということを猫を飼い始めてから思い知りました。

 

あれこれ調べて素人なりに考えた結果、ブリ男のカリカリ方針はこんなカンジでやっています。

1種類のカリカリだけを食べさせない

フードをひとつに絞ってしまうと何かあったとき(メーカーが潰れたとか、実は成分が良くなかったとか)に困る。
というわけで、お気に入りのカリカリを数種類は確保したいです。

とか言っておきながら、ブリ男がおチビちゃんのときは3カ月間ひとつのカリカリを与え続けていたんですけどね。
おチビちゃんのときは、胃腸の安定と食習慣の定着を優先していました。

定番カリカリのメーカーはバラす

上記と同様、何かトラブルがあったときに回避できるようにです。
もっというとメーカーの国もバラしておきたい。

とは思うのですが、今はアメリカやカナダのカリカリばかりが気になっています。
ヨーロッパだとウェットフードと併用前提のメーカーが多いから「原材料がこれだけでいいんだろうか」と不安になるし、ニュージーランド辺りはなんだかワイルドなフードが多くて使いづらい。
その点、アメリカだと「カリカリと新鮮な水があれば生きていける」という思想で作っているメーカーが多いから、これさえ与えておけば安心と思ってしまうのです。

とはいえ同じアメリカでもメーカーによってコンセプトも配合も違うので、栄養の偏りがないように複数社確保したい。

肉がメインのカリカリを選ぶ

肉食動物ですから、筆頭原材料は良質な肉がいい。
今のところアレルギーなどはなさそうなので穀物をまったく排除することは考えていませんが、穀物ばかりのカリカリはちょっと避けたいです。

あと、味的にも肉をメインにしたい。
というのも、魚はウェットフードで摂取すればいいかなーと思っているからです。単なる魚の水煮なら国産にもいろいろありますからね。

問題は、ついチキンばかりを無難に選んでしまうこと。
実はブリ男がラムやビーフの方が好きだったらどうしよう。
万一チキンにアレルギーがあったときも困ってしまうので、チキンオンリーにならないように気をつけています。

国産のカリカリは与えない

肉の価格も人件費も高い日本で欧米並みのカリカリを安く作るのは無理だと思う。

あと、キャットフードが「雑貨」扱いのうちは国産カリカリ買わないと思う。
ペットフードには人間が食べられるレベルの食材を使うべきというヨーロッパの感覚の方が安心です。食料自給率が低い日本には難しいでしょうね。

あ、ワタシは産地を気にせず何でも食べます。
人間には雑だけど、お猫様には神経質。

安過ぎるカリカリも高過ぎるカリカリも与えない

安過ぎるのは変なモノが入っていそうだから。
高過ぎるのは、ワタシが買い続けられないから。興味本位で1袋くらいは買うかもしれないけど。

500グラム以下の小袋で買う

ブリ男しかいないので、美味しいうちに食べ切れるサイズを買います。
割高だけど、酸化したカリカリを食べさせるわけにいかないしね。

3キログラムパックとかでも中で500グラム単位の小包装になっていればいいかーと買ったことはありますが、ブリ男の好みや体調でそのカリカリを中断することも。
そうするとキロ単位で無駄にする羽目になるので、一気に何キログラムも買わないようになりました。

良さそうなカリカリだけど1キログラム以上の袋しかない…てときは、とても残念な気持ちになります。

入手しづらいカリカリは避ける

理想を言えば、どのペット用品店にも置いてあるような超メジャーなカリカリをひとつは定番にしたいです。
すごくいいカリカリじゃなくてもいい、そこそこでいいからとにかく販路が安定しているモノ。

あとは、Amazonやキャットフード専門店で安定的に在庫があるモノならいいや。
すごくいいカリカリでもしょっちゅう欠品していたら困ってしまいますからね。

2~3種類のカリカリをブレンドする

これはですねー、最初は「何袋も一気に開けると風味が落ちる前に食べ切れないから」「体調不良のときに要因が特定できないから」という理由でブレンドには否定的に考えていました。

が、ブリ男が血便を出して療法食を勧められたとき、ブレンドせざるをえないという事態に。
参考:猫の血便! 原因と対症方法とは

療法食を1日に10グラムくらい与えるとちょうどいいウンチというカンジに落ち着いたんですね。これが30グラムだと「ちょっと出し過ぎじゃないの」と心配になるウンチの量になったのです。
10グラムのカリカリではさすがに足りないので(ウェットメインならいいだろうけど、今のところブリ男はカリカリメイン)別のカリカリも混ぜざるをえない。
その別のカリカリを複数種類与えるとなると、切替時には3種類は混ぜてやることになる。

というわけで、否応なくブレンド派になってしまいました。

同じカリカリを1カ月間は与え続ける

毛艶がキレイになったなーなんて変化がわかるのがカリカリを切り替えて2週間くらい経った頃なので、安定して様子を見るために1カ月程度は腰を据えて与えようと考えています。
もちろんお腹や肌に悪い変化があればすぐ止めますが。

 

とかいろいろ考えていますが、何かあればコロッと掌を返す自信があります!

りんむじんづ
ブリティッシュショートヘアの男の子と暮らしています。 生活っぷりはこちらから。 オンナおひとりさま極楽生活

1件のコメント

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です